北海道札幌の自然

ヒバリ スズメ目ヒバリ科 雲雀 【Alaudaarvensis】Skylark

ヒバリという鳥は姿は見た事が無くても、名前だけは御存知かと思います。

このヒバリは、北海道の場合、越冬個体が居る本州と違い、厳冬期には居なく、まだ残雪がある3月頃に越冬地である本州以南から帰って来て、北海道から九州にかけての広い範囲の草丈の低い草原や牧草地、河川敷で多く繁殖している野鳥です。

体の大きさはスズメより大きくて17センチ程、嘴が細く、尾と足が長いので、スマートに見えます。

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体色は♂♀共に同じで、はっきりと目立つ模様があるわけではなく、スズメの様に褐色の濃淡が細かい模様であり、その羽の色は周囲の土の色に似ているものですから、私も知らずに近づいてしまうことも多くあり、飛び立って初めて、あ、ヒバリが居たと気がつくこともあります。

彼らは驚いたり、警戒したりする時に、頭にある短い冠の様な羽を立てること、飛翔時には尾の両側の縁が白く見えるのが、体の特徴でもあります。

彼らは平地から山地の草原、畑、川原などで地上生活をし、餌は昆虫や草の種などを、足を交互に出して歩いたり、走ったりし、探し、食べて生活しています。

カラフトイソツツジ

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しかしなんと言ってもヒバリといえば、名前の由来が、日の晴れた時に、空に高く昇って鳴き、雨天には昇らないので、「ひはる」から来たと言われている程、またアイヌ語ででも、高い所に行く小鳥と、また学名でも「畑の歌姫」と名がつくように、縄張り上空を、翼を震わせる羽ばたきでゆっくりと上昇しながら囀りることが、一番の特徴でしょう。

それは時に、上空をゆっくり旋回しながら鳴くこともあったり、上昇していく時の声と、舞い降りて来る時の声は微妙に違うのですが、ともかく高い高い上空で、長時間絶え間無く囀り、短いフシを10数回繰り返したり、変化に富み、その囀りは聞く人によって「降りよう、降りよう降りよう降りよう」などと聞こえるという人が居ると仰る方もおられます。

で、その囀りの長さを調べた方によると、上昇時には平均13分、長い時で約15分、下降時には最高で約3分という記録があるそうです。で、こんなに長く続けて囀れるのは、呼気と、吸気の両方で鳴くことが出来るためだそうです。

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しかし、 ヒバリは渡って来た早々には、多分長旅で疲れているのでしょう。本来の囀り飛翔(囀りながら高い空に上がって行く)をせずに、石や、雪山のちょっとした高くなっている場所、草原の陣取って、ジュビジュビと鳴きますので、今次期ならば、声はすれども姿は見えずのヒバリが、地面を歩いたり、低い場所で囀りをしたりして、見つけられる機会も多いかもしれません。

その他、私がヒバリで不思議だなーあと思うことは、普通は空高く、つまり上方向にしか飛ばないと思えるヒバリが、航路探鳥をしていたらフェリーに乗って来てた事があり、あまり飛び方が上手とは思えないヒバリが、やっぱり渡っているんだと思うことです。

また、彼らの巣は、とても見つけづらいと言われています。それは餌を持って降りた場所から巣まで、草の中を走るから…なのですが、個体差もありますがもっとも餌運びが大変な時期になると、そんなことは言っていられないのでしょう。降りたすぐ横に巣があることもあります。

しかし、このヒバリ、近年減ってきていると言われています。それは、彼らの繁殖場である、草丈の低い草原や牧草地、河川敷が減って来ていること、彼らが地べたに巣を作る=牧草刈りなどで巣を、ヒナを殺されてしまうからとも言われています。

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